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あやふや本 No.3712

内容

10年ほど前に、中学受験の過去問か模試か何かで読んでとても印象に残っているのですが、出どころがどうしてもわからず….
著者(もしくは主人公)が中東かどこかの遠くの国に出張か何かで行っている。
帰りの飛行機の時間に間に合わせるため急ぎで地元のお土産屋さんみたいなところで壺帰って帰るが、後に友人か運転手か覚えていないがもう一人の登場人物に
「旅というのは本来そんな楽しみ方をするものではない。
朝早めに起きて、そのお店に入って、ゆっくりと店内を物色して、その中のツボの一つに目をつける。
そして店主が紅茶と角砂糖を出してくれるから、角砂糖を舌に乗せて紅茶を流し込みながら、その壺にまつわる話を店主から聞く。
店主はその壺の名前が『涙壷』であり、『かつて戦争ばかりする男を待ち続ける女達が涙を集めた壺』である事を教えてくれるだろう。
話が終わる頃には口の中の角砂糖も丁度溶けきっている。
そしてお前はその壺の値段を聞いて、残念そうに店を後にするが、数時間後にまた店を訪れてそれを包んでもらう。 んで満足げに帰る。 旅とはそういうものだ」
みたいな事を言う

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こたえ

作品のタイトル:生きるヒント 自分の人生を愛するための12章

作者:五木寛之

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