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あやふや本 No.4012

内容

小説です。
もしかしたら短編集だったかもしれない。
・冒頭、貴婦人と女の子がとある店を訪ねる
・店に行く道中、女の子がお菓子(飴か砂糖菓子だったと思う)を欲しがったが、貴婦人に「青すぎる」と言われ買って貰えない
・店は骨董品又は美術品の専門店?とにかく古い品物を扱っていた。
・店にて、理由は忘れたが女の子がしばらく席を外し、その間に貴婦人が店主から商品のとある婦人画についての逸話を聞く以下、絵についての逸話
・少女が雨の中走っている。雨宿りの為だったか目的地だったかは忘れたが、とある屋敷へ少女は入る
・屋敷の主人は若い男で絵描き。自身の作品を見せてくれ、その中から1枚の婦人画を少女が気に入る
・少女と絵の女性は同じところ(顔の目立つ位置)にホクロがある。少女の友人が墨で同じところにホクロを描いてからかう。ホクロは頬の真ん中だったと思うが違うかもしれない
・主人曰く、この作品は全て未来の物。将来、自分が描くことになる作品を自分は予め描いている
・少女は主人に抱きしめられてキスをされ、「君は僕の(将来の)愛人なのだ」と言われる以下、冒頭の貴婦人と店主のシーン
・貴婦人は話を聞き終わり、絵を買うことにする
・貴婦人が店主に渡した名刺に「逸話の主人の苗字+キスされた少女の名前」が書かれていた、というのがオチ
・もしかしたら名刺ではなく何かにサインを求められて記入したかもしれない

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こたえ

作品のタイトル:うす灯『肖像画家の館』

作者:田村理江

本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)

その他,依頼者コメント等:
実は依頼したかったお話はもう一つあったのですが、婦人画の文が長くなったため依頼を自粛したお話がありまして、それもこの『うす灯』に収録された「重たい鞄」という作品だったことが分かりました!本当にありがとうございました!!


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