未解決

あやふや本 No.4037

内容

その小説は確か短編集で、そのうちの1つの話が印象に残っています。
主人公は女の子で、一面真っ白な砂が敷き詰められた見知らぬ場所で目覚め、一人の男の子と出会います。
そこはノアの方舟のように、人類の希望を託され選ばれた人達が地球から脱出してきた宇宙船の中で、それなのに2人の他に人が見当たりません。
女の子と男の子は2人だけしかいない真っ白なその空間で穏やかな時間を過ごします。
そんな中、2人きりの空間に女の子が徐々に違和感を抱き始め、最後、ある事に気づいてしまいます。
辺り一面に敷き詰められているさらさらしたその白は、ほかの乗客の骨を砕いたものでした。


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