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あやふや本 No.5177

内容

10年ほど前に知人宅で読んだSF怪談小説?です。
内容は語り手が、宇宙の何処かの惑星の実態を説明する体で進行します。
章ごとに非常に苛烈な複数の惑星の環境について語られ、それらの惑星へ行くと人体は、ある惑星では外気で皮膚(顔)が爛れ、ある惑星ではその爛れた(溶けた?)皮膚下にある神経が侵され痒みが止まらないだの、またあるいは爛れた溶けた表面に寄生虫が入りといった風に強烈な話をうさん臭く語り続けます。
細かい症状までは自信ありませんが、症状は顔に集中しどれもかなり強烈でした。
一章が進むごとに顔が層ごとにズタズタになっていきます。
語り手は旅人で、かつてそれらの惑星に訪れたことがあると言っていたと思いますが、それも確信はありません。
恐らく短編で章で区切られはしていましたが1冊丸々この話ではなかったように思います。
語り手の言葉は意図的にうさん臭く描かれていたように思います。

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こたえ

作品のタイトル:宇宙衛生博覧會『顔面崩壊』

作者:筒井康隆

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