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未解決

あやふや本 No.5252

内容

【ネタバレがあります】
青年誌、または少年誌に掲載された読み切りの漫画を探しています。
おそらく3,40年くらい前の作品だと思うのですが。
とにかくラストシーンがすごく印象的な作品でした。
(Masterキートンの1エピソードかと思っていたのですが違ったようです)
あらすじは以下のような感じです。
ある老人が死ぬ幼なじみの友人達が葬儀で再会する。
そこで老人が生前大事にしていた鍵を入手する(入手するいきさつは忘れた)友人達は老人の隠し財産の鍵だと思いこみ、(たしか)二手に分かれて探し出す(途中老人達の職業を生かして手がかりを得るエピソードがあったような)
探しているうちに、老人達は小学校時代のことを思い出す
老人達の通っていた学校は、彼らを最後に廃校になったこと
その小学校に、皆の憧れの女教師がいたこと
廃校となる最後の日、その教師をふざけて椅子に縛り付けて教室に閉じ込め鍵をかけたこと
そしてその鍵を、当時気が弱かった、死んだ老人に押しつけたこと
老人が遺した鍵は、まさにその教室の鍵だった
まさか老人は、怒られることを恐れ鍵をかけたまま放置したのではまさか女教師は閉じ込められたままなのでは老人達は廃校となった学校へ急ぐ。
そしてそこで見たものは…

【以下ネタバレ】
廃校となった校舎に着くと、女教師を閉じ込めていた教室は壁が崩壊し、海が見えている先行していたもう一つのチームの方が、崩壊した床の端に座り、だまって海を眺めている当然椅子に縛られていた女教師はいない教室の黒板(壁だったかも?)に女教師のメッセージが書かれている「あなたたちの縛り方はなっていない」「素敵な大人になりなさい」それまで競って隠し財産を探していた老人達が、だまって海を眺めているラストシーンが強く印象に残っています。

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