未解決

あやふや本 No.5339

内容

ショートショート集の数編しか覚えていません、男が二人、バイクでツーリングをしていて、その夜は森の中で過ごす。
焚き火に当たっていると森の中から女の子が現れ、一緒に座る。
コーヒーを飲みながら話をすると、とても上品な言葉遣い。
家族の話で兄を兄様と呼んで、なんだか学問に励んでいるとか言う。
そのうち「帰らなきゃ」と行ってしまうのだけど、来たときと同じように一人で全く怖がる様子もない。
夜が開けて移動しようと準備をしていると黒服が二人現れ、厚みのある封筒を出して「昨夜のことはこれで忘れてください」と言ってくるのだが、「安心してください、それを受け取る人より信用してくれていいと思います」と断ると、黒服も笑みを浮かべる。
「え?どういうこと?」と不思議がる相棒に、あとで教えてやらないとな、というところでその話は終わります。
あと同じ本か自信がありません
主人公は高原の土産物屋で働いている少女。
留守番をしていたら、人形作家が自分の作品、1セットを買ってくれないかと持ち込んできた。
希望額が自分の裁量を大きく超える金額なので断る。
消沈して帰る男の背を見ていたら、店の棚の上に小さな引き出しを見つけた。
中にはこの店・建物を建てた夫婦らしき人物の写真。
それを見て男のあとを追いかる。
「やっぱり買います!」「え?でも金額が…」「あのお店を建てた人は、あなたのような人を応援しようと思って店を作ったんです。
私はその人を知らないけど、いま働いているからにはその志を継がないといけないと思うんです!」と言うと、男は笑い出す。
家に帰って(わー、やっちゃった一、店長になんて言おう)と頭を抱えていると、テレビのニュースで、行方をくらませていた有名人形作家が名乗り出たことを報じている。
記者が「なんで名乗りを上げる気になったんですか?」と質問すると、「みんな私のおカネにしか興味がないように思えてしまい、誰も信用出来なくなったんです。
でも今日、そんなことがないことが解ったんです」と喋っている。
番組の司会者が「この作家の作る人形の価値はこんなに高く、それがセット物だとどれだけになるか、想像も付きません」みたいなことを言い、女の子が呆然としてお終い。


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