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未解決

あやふや本 No.5664

内容

井上ひさしの「握手」によく似た話です。
戦時下から日本にいて孤児院のような施設を運営していた外国人の恩師のために、孤児院で育った主人公が謝恩会を開きます。
恩師は戦争中に憲兵?から酷い扱いを受けたことがありますが、そのことを恨んではいないと主人公たちにつげます。
また、主人公は旅行でポーランドに出かけ、ナチスの収容所を見学します。
その時、実際に収容所に入れられたユダヤ人の女性と話をします。
女性は手に残った傷を見せ、ナチスをずっと憎んでいると語ります。
憎しみを抱き続ける女性と恨みごとを言わない恩師の様子が対比になっていました。

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