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あやふや本 No.5702

内容

1980年代に学校の図書室で読んだ児童書を探しています。
潔癖症な母が妹を連れて家を出てしまい、兄が妹を探し出す話です。
夏休みに妹の通う小学校のプール開放日に、兄はその学校の生徒のふりをして忍び込み、妹と再会します。
プールの監視員に呼び止められ、あせりますが、バンドエイドを貼ったままだと水の中ではがれるから、はがすように、という注意でした。
挿絵は、太い鉛筆か木炭調の濃い感じに描きこんだタッチでした。
母親の潔癖症のエピソードで、外から帰って家の中に入るときは必ず靴下を履き替えなくてはいけない、という決まりがありました。
叔父さん(母親の)がそれに対して「家というものは、少しくらい散らかっていたほうが気持ちがいいものなんだ」と母親に言った言葉が、当時散らかった家に住んでいた私には、強烈に印象に残っています。
他には、母と妹が出て行った家で、妹が使っていたウサギ模様の湯呑を兄が見て、思いを馳せるシーンがあったと思います。
兄と妹が家出して、そのあとは覚えていません。

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こたえ

作品のタイトル:兄妹

作者:植木雅子

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その他,依頼者コメント等:
リツィートに返信が二件ついて、それについて色々考えたり、国会図書館の検索で年代が絞り込めるのをしって、必死に検索していたら、あらすじが書いていなかったものの、気になる本を見つけて図書館で取り寄せたらその本でした。本当にありがとうございます!

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