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未解決

あやふや本 No.0150

内容

5、6年前読んだ本の話。確か短編集の中の話で、その短編集はシリーズものだったと思う。 ただ、 筆者はそれぞれ違ったような。
男の子が主人公。
冒頭、男の子が隣町の子供と自転車で度胸勝負?のようなことをする。
坂道をノーブレーキで下っていって、主人公は坂が尽きる直前で止まったのに、勝負している子は止まらず、カーブを曲がりきれず森に突っ込む。
主人公や主人公の町の子、隣町の子が慌てて様子を見に行くと、自転車に乗っていたのは女の子で、研究所?の水槽の中に入ってしまっていた。
この研究所は廃屋のような場所。
その後なんやかんやでその場は解散。
しかし、その後主人公の町や隣町の大人の様子がおかしくなる。
主人公たちは街の外れに住む頼れる兄のような人の所に行く。そこに隣町の子たちも合流。
これからラストまで記憶が暖味。
確か水槽に入ってしまった女の子が細菌?に感染しており、 その子が大人たちを治す薬になる、みたいな。
女の子は徐々に皮膚が硬化し樹木のようになり、最終的にはたくさんの木の実のような何かに変貌。
主人公は絵が上手く、女の子に頼まれて変化していく女の子を絵にしていた。最後、主人公たちと隣町の子たちが協カして大人たちを元に戻す。
最後の描写が少し印象的で、女の子が変貌した木の実のようなものは微かにいい香りがするのだが、その香りと同じ香りの花が、大人たちを元に戻した場所に咲き誇る、というものだった。

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