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あやふや本 No.0174

内容

12~15年ほど前に読んだ小説を探しています。
おそらく図書館で借りて読んだ本だったかと思います。
また一般的な本よりも文字が気持ち大きめで挿絵も入っていた覚えがあるので、いわゆる児童書の類であるのではないかと思います。
・主人公は小学生の男子
・主人公ととあるクラスメイトの男子との一年間の交友(※以下便宜上Aとします。作中では名字表記でしたが思い出せません)を描く話。Aは少しクラスから浮いていてあまり友達がいないタイプの子で、Aの言動に主人公が戸惑うような描写が多かった。といってもAは異常な言動をするわけではなく、場の空気を読まないため言動が浮く、という感じ。
・章によって季節が分かれていた。最初の話は春→次が夏→秋→冬、といったような感じ 。
・そのうち夏の話に、主人公たちのクラスメイトが休み時間中に『洗面器に張った水へ顔をつけ、何秒そのまま呼吸を我慢できるか』を競う遊びをするシーンがあった。このシーンだけ詳しく覚えている。
主人公もクラスメイトに誘われて挑戦したものの、主人公含めて大体みんなタイムは20~30秒、長くても40秒程度だった。
その後Aも(友情に依る好意からというよりは面白半分で)遊びに誘われて水に顔をつけるが、40秒を超えてもAは顔を上げず、静かに水面へ顔を沈めたままでいた。
時間がもうすぐ1分に届くかという頃になって、辺りに「これヤバいんじゃね?」という空気が漂い始める。
Aが溺れているのではないかと危傾したクラスメイトたちが慌ててAの頭を水から離そうとしたところでAが自ら顔を上げ、タイムが1分近くであったことを確認して「新記録だ」と得意げにするものの、 心配や焦りといった気持ちを抱いていた周囲は少しばかりいたたまれない空気になってしまう、という流れ。

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こたえ

作品のタイトル:宇宙人のいる教室

作者:さとうまきこ

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その他,依頼者コメント等:
で、一部正解です! というのも、季節の話などは合致しているようですが、息を止める対決のくだりなどが無いようです。引き続きそちらの描写に関するリプライお待ちしております。


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