
稀少本が出てくる短編小説です。
喫茶店の店員の女の子が客の稀少本にコーヒーをこぼしてしまった(細部は違うかもしれません)けれど、偶然同じ本を彼女が持っていて、そこから交流が始まります。主人公は彼女よりも年配の男で既婚者です。
ラスト、主人公が公園で彼女がくれたドーナツをひとりで泣きながら食べる。(彼女と主人公は恋愛関係にならないか、破綻したか、ともかく、主人公は家庭を選ぶラストだったと思います)
この本が気になります!


作品のタイトル:みんないってしまう『ドーナッツ・リング』
作者:山本文緒
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