·2005~2009年頃に市立図書館で借りた小説を探しています。
·古い時代の中国が舞台の短編集で、それぞれの話は独立している。
·ハードカバーサイズの本で、装丁も話の内容も妖艶な雰囲気だった。
①象牙多層球をつくる職人(石工)の話·多層球を彫るのは大変緻密な作業であり、完成までに長い時間を要する。
そのためひとつの多層球をつくるのに親から子、子から孫へと代々引き継いでつくっていく。
·偉い人(皇帝?)のために多層球をつくっているが、もし失敗すると罰を受ける(手を切り落とす、死刑など何か惨たらしい刑だった覚えがあります)·繊細で美しく見える象牙多層球だが、実は職人たちの苦しみや血で染まっている、というような説明がある。
②砂漠(シルクロード?)を進むキャラバンの話·ラクダに乗って砂漠を進むが、景色や歩調が単調なため居眠りをしてラクダから落ちてしまう人がいる。
·ラクダから落ちてもキャラバンは止まらず誰も助けてくれないため、落ちた人は砂漠に置いてけぼりになり命を落とすことになる。
③その他、纏足(てんそく)や金魚にまつわる話が収録されていたような覚えがあります
【追記】象牙多層球は鬼工球、鬼工毬、同心球、天球、套球といった呼び方もされるようです。
本文中で何と呼ばれていたのかは覚えていません。
この本が気になります!

この本のポストへ
X掲載:2026年6月
X掲載:2026年6月



