·今から15年以内にそう古くない本として読んだ小説
·定かでは無いが、恐らく短編集の一篇、作者は女性だった気がする
·その一篇は時代ものだが、本としてはいわゆる時代小説ではなかったと思う(時代小説と銘打ったものは殆ど手に取らないので、本としては異なるジャンルだったと推測している)断片的ですが覚えている場面は、
·おそらく江戸時代、平民の娘にほんのり恋仲の若者がいる
·折りしも、武士が欧米の使節団のような人を斬りつける事件があり、その若者が犯人の1人に仕立て上げられる
·即、切腹が命じられ、娘は刑場の外から中を覗き見る
·役人や件の欧米人が見ている中で少なくとも10名以上の若者が居並び順繰りに切腹していく
·恋人の番になるが上手く出来ない。ついさっき切腹の作法を習ったばかりで自信なさげにそっと腹を撫でてモタモタする、刃を立てるがうまくいかないという描写が続く。パニックというよりは心ここにあらずな感じ(ここがとても印象に残っている)
·介錯人がことを終わらせ、そこで見張りの欧米人が刑のストップをかけ、残りの若者は切腹を免れる
·役人達が、日本男児の心意気が欧米を圧倒した成果だというようなことを誇らしげに言う
·全体を通して娘も若者もどこかうだつが上がらずぼんやりしていて感情的になることがない、それが逆に心に残っている
この本が気になります!

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X掲載:2026年6月
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