短編集の漫画(1巻のみ)で作品。 古めの絵柄でした。
ミステリアスで惹き込まれる世界観の漫画で、もう一度読みたいです。
?ショーウィンドウの中のマネキンに恋をし目が釘付けになる青年の話。
青年の様子を見ていた謎の紳士が、青年の正体と何故マネキンに恋をしたのか当てる。 青年は人間とマネキンのハーフで、彼の父と同じようにマネキンに惹かれていた。 以前から関節がギシギシ|と動く違和感があったのは、半分がマネキンの身体であったから。
?宿舎?に黄色い服を着た子どもと白い服を着た子どもがたくさんいる話。
大きくなると黄色→白の服に変わる。 毎日早い時間に起き、規則正しい生活を送る。 ラストでその子どもたちは人間ではなくヒヨコとニワトリ(のなりかけ)であることが分かる。 飼育者の老夫婦が朝食を取り、つみたて卵を割るシーンで終わる。
?美大生の女性の話。
課題に追われる中、周辺地域の工事で水道が止まってしまう。 そのことを忘れていた女性は蛇口を捻っても水が出ないことにより工事を思い出し、絵が描けないと焦る。(…中間部分は忘れました…誰かと出会ってひらめきを得るみたいな流れでした…) 帰宅後のシーンで蛇口を閉め忘れたことにより部屋が水浸しの描写がある。 課題は間に合ったし良い評価も貰った。
?電車の中で紙袋を抱える男性の話。 同じ電車の中で同じように紙袋を抱える人(中には野菜)を見て、「本当は野菜の下には人間の頭部が入って居るのではないか?」と疑う。 (頭部が無くなる殺人事件が起きて話題になっていたから)でも頭部を抱えていたのは主人公の男性。
他にも数話ありました。
この本が気になります！
この本のツイートへ
作品のタイトル：禁断恋愛
作者：藤原薫
本のリンク：この本のURLへ（外部サイト）
