
5~6年ほど前に読んだ漢文(あるいは漢文を元にした古典)です。
天才的な頭脳を持つと評判の主人公は、科挙の詩の試験の前日にしこたま酒を飲み、試験時間中に眠りこけてしまいます。
科挙の詩の試験と言えば、詩の形式や、テーマまで決まっている厳格なテストです。
目を覚ました主人公は次のような詩を読みました。
詩の内容「天の柱の上に登り、上から地上を見下ろしたい」
その内容に感心した試験官は、主人公の詩の形式が、試験の形式と異なっているにも関わず、主人公を科挙に合格させました。
この本が気になります!


作品のタイトル:竹馬亭雑記
作者:姚元之
More Info:2007年のセンター試験でも使用されました。
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