2005年前後にハードカバーで読みました。
「少女」か、それに類する言葉がタイトル。
短編集のような、一冊通してのお話。
確か四篇。
1.少年と飛行機を作る。
機体は軽さが大事だが、少年は(チーズ?)が好きで食事以外の軽量化を図る。
異服の素材を(麻?)にしたり、飛行機の本体を軽くしたりする。
2.少女が気づくと身動きが取れず、なぜか自分は人形やこけしになったのだと考える。
そこには(近隣に住む?)青年がいて、あまり良くない人のようだった。
少女の親が娘を探して訪れる。
青年がここにはいないと答えるのを、人形になった少女が眺めている。
3.学校の授業か何か。
(星柄?夜空柄?)のスカートを着た少女が、夢中になって花(種、球根)を植える。
気づくと周囲が静まり返っている、あるいは遠巻きにされている。
原因は少女のスカートに初潮の血が付いていることだった。
それから少女は学校に行っていない。
4.閉じこもっていた少女の部屋に親が入ると、少女は部屋にいない。
或いは完成した窓から(1の飛行機で?)飛び出す。
この本が気になります!
この本のツイートへ
作品のタイトル:夢のなかのマリオに
作者:立原えりか
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)