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あやふや本 No.4256

内容

1980年代後半に古本屋で見つけた単行本(割と新し目)で、翻訳小説です。
作家志望で古書店を経営している主人公が、請われて有名作家(故人)ゆかりの街に妻とともに引っ越す。
白黒ブチの犬(犬種が明記されていたと思います)がいる。
一年とか経ち、作家の記念式典のときに、住民たちが主人公夫妻の殺害をはかるが失敗(乗るはずだった汽車が爆発する、みたいな…)。
主人公が苦労の末に書いた小説のおかげで有名作家が蘇ったので、もう主人公が不要になったから排除しようとしたのだ。
実はその街の住民は、本物の人間ではなく、有名作家が書いた架空の人間たちであった。
元々の住民で生き残っているのは、変身させられて白黒ブチ犬になった人一人だけ。

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こたえ

作品のタイトル:死者の書

作者:折口信夫

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