10年以上前に読んだ児童書です。
主人公は小学校か塾で、隣の教室に追いやられて(「島流し」という表現でした。)ある少年と出会います。
その少年は病気の療養によって日本海側育ちで、太平洋に憧れていました。
少年は太平洋を見ないまま再び引っ越すことになり、主人公は彼のために砂浜に行き、太平洋の水や貝殻を瓶詰めにして少年の乗る駅まで走りますが瓶が割れてしまいます。
しかし少年は主人公の海水に濡れた手が「太平洋の匂いがする」と言って満足する。
というような話です。
この本が気になります!
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