
ここ数年に発行された本ではなく、作者は男性だったと思います。
小説の短編で、主人公の男性は触れた物の記憶等を読み取ることができ、その能力ゆえ隠遁生活をしています。
そこにツテを頼ってある夫婦が依頼に訪れます。
夫婦には子供がいるが、生まれた時から植物状態でいる。
今後夫婦共に死んだ後も子供を生かしていく財力はあるが、それが本人にとって良いことなのかわからない。
子供に触って何を考えているか教えて欲しいと。
主人公が触れると、その子の精神世界は言葉こそ存在しないがとても穏やかであり、その子はそこで神様のような存在として生きている。
という内容でした。
言葉の代わりに音楽のような波のようなものが存在しているというような表現がありました。
この本が気になります!


作品のタイトル:白いメリーさん『脳の王国』
作者:中島らも
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