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あやふや本 No.5063

内容

15年ほど前に読んだ児童書を探しております。
小学校の図書室で読んだものです。
小学校高学年の男子2人、女子1人が主な登場人物です。
男子1人は頭がよく、大人の機嫌をとるのがうまい子、もう1人は感受性豊かだが頭は悪い子です。
頭のよい方は自分の優秀さを自覚しており、大人の機嫌をとっておけば大抵のことはうまくいく思っています。
ある日俳句大会のようなものがあり、どちらの男の子も応募しました。
そこで頭の悪い方がよい方より上の賞を獲ります。
その俳句は、「雪に犬のおしっこがかかっているのを見るとレモンかき氷を思い出す」というような内容でした。
頭のよい男子はそんな下品な句がなぜ自分よりよい賞を獲ったのか納得できませんでした。
その出来事の前後どちらか覚えていませんが、女の子が1人転校してきます。
彼女は愛想はよくありませんでしたが父からもらったカメラが趣味で独特の感性を持っていました。
それからその3人は行動を共にすることが増え、頭のよい男子も自分以外のものに興味を持つようになります。
物語の後半だったと思いますが、頭のよい男子が家族旅行に行きます。
行きの車の中で、自分は今まで車中ではゲームばかりしていたが、彼女だったら外の世界に目を向けていたんだろうと独白するシーンがありました。

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こたえ

作品のタイトル:翼のない天使たち

作者:折原みと

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