17年~20年ほど前、図書館の新刊コーナーにあったハードカバーの本です。
主人公は無人島をリゾートとして開発した会社の男性。
床がガラス張りで海の中が見られるようになっているレストランで海中パフォーマンスをするはずがパフォーマーが錯乱し殺し合いになる。
付近では海上に突如金色の砂浜が現れ、訝しみながら降り立った漁船の乗組員たちが再び姿を消す砂浜に飲まれ溺れる事件が相次ぐ。
全ては人間の優秀な遺伝子を欲しがるクジラの雌が見せていた幻覚。
主人公はクジラの子宮に取り込まれ、そこで精を搾り取られ尽くした男性に会い、取り込まれた人間が使えなくなると幻覚でおびき寄せて取り込み、知能の高いクジラを増やしている事を知る。
表紙は夜の海に浮かぶ金色の砂浜だったと思います。
この本が気になります！
この本のツイートへ
