絵本
仕事熱心な両親助産師が生まれたての主人公を母親に渡そうとしたが、母親は(抱っこすると)壊れてしまいそうで怖いと拒否主人公は両親に抱っこされた経験のないまま成長する
両親は娘に構ってやれないため育児ロボットを購入周りの人達は「素晴らしい愛情」と評価
主人公がロボットにせかされて勉強する日々に耐えかね発狂し、その際に怪我をして救急搬送される
呼吸器をつけた状態で病室にいる主人公が、意識朦朧としたなか、部屋の外にいる両親に向かって抱っこして欲しいと訴えるが、呼吸器が邪魔で声は出せず、身体中に管が通っているため抱っこのポーズがとれない、両親に気持ちが伝わらないまま絶命する。
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作品のタイトル:一度もだかれなかった人間の話
作者:岸川悦子
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