【ネタバレがあります】
15~20年くらい前に市の図書館で借りて読んだハードカバーの小説です。
内容はくすぶっている女性二人がルームシェアをして職を探すか目標に向かって行動しようとするといったものだったと思います。
女性二人は片方がクール系(サバサバ系?)、もう片方は夢見がちでかわいい系の女の子っぽい女性(Aとします)でした。
どちらも大人の女性としては性格に難あり、という感じだったと思います。
AがCA(当時はスチュワーデスと表現されていたかと)になりたかったので、職探しの際も「出勤はキャリーバッグコロコロして出勤じゃないと嫌!」とのこだわりを持っていたのが印象的でした
【以下物語終盤のネタバレになります】
最終的に二人とも仕事に就くか目標のために動くかしたと記憶しています。
でもそれは最初に掲げていた内容とは全く違い、でも生きるためにはある程度の妥協とか、自分の中でその状況を楽しむことが大事だと伝えたいような内容でした。
キラキラ思考の強いAは華やかな職場を選ぶかと思いきや、エ場に就職。
入社初日にキャリーバッグを引いて工場に出勤していくAの姿の描写を強く覚えています。(これがラストシーンだったかも?)
この本が気になります!
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作品のタイトル:肩ごしの恋人
作者:唯川恵
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