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あやふや本 No.6479

内容

【ネタバレがあります】
○ジャンル:小説。ミステリーファンタジー?海外小説の和訳だったと記憶しています。
○読んだ時期:15年ほど前(小学校の学級文庫)ハードカバー的な質感で、緑か青だったと記憶しています。サイズとしては新書~A5版ほど。
○内容:
主人公(男の子)が、小さな男の子が「遊ぼう」と呼びかけてくる不思議な夢を見るところから始まり、身の回りにホラーチックな事件が起きる。
家族構成は父、母、姉、本人。
母親は確か父親の再婚相手で妊娠中。
主人公の目の色を「黄色」という義母に対し、「琥珀色って呼んで!」と言うシーンがあったはず。
別居の祖母は怒りっぽく、主人公は祖母が苦手。
主人公は魔法使いが生まれる家系。
生まれてから一度も会ったことのない叔父がいて、その叔父も魔法使い。
叔父は魔法使いであることから祖母に嫌われていたため家を出て、帰ってきていない。
主人公は不思議な夢を見たことから、自分が魔法使いなのでは?と考える。

※以下ネタバレ
主人公の夢に出てきたのは叔父で、兄の子供に魔法使いが生まれたことを察知し、「確か甥(主人公)はこのくらいの年齢だったはずだ」と思って小さな男の子として夢に現れた(実際は年齢を間違えており、主人公が10歳くらい、夢の中の男の子は3~4歳?)叔父は魔法使い同士、甥とコミュニケーションをとりたくて夢に出てきた。
叔父が魔法使い=主人公だと思ったのは、主人公の祖母が「魔法使いは男にしか生まれない」と言っていたから。
実は「魔法使いは必ず男」というのは祖母の嘘で、「主人公の父の子供たちに生まれた魔法使い」とは姉のこと。
祖母が嘘をついた理由は、実は祖母自身も魔法使いであり、自分が魔法使いであることを隠しておきたくて叔父に辛く当たり、女も魔法使いである可能性が露呈することを嫌がって主人公や姉にも厳しかった。

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こたえ

作品のタイトル:足音がやってくる

作者:マーガレット・マーヒー

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