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あやふや本 No.6509

内容

15年ほど前に読んだ文庫本。
『うりこひめ』をベースにした小説でした。
・昔、ある村に戦争が元となり飢饉が訪れる。村に住んでいた瓜子姫は人一倍の大食いで空腹に苦しんでいた。
・虫などを食べて凌いでいたが、空腹のあまり戦死していた兵士の死体を口にする。
・それから度々死体を食べていたが、村の娘に見つかってしまう。勢いで娘を殺すが、娘の恋人が娘を探しにやってくる。
・慌てた瓜子姫は娘の顔の皮をはぎ、それを被って娘になりすます。「おらだよ、おら」と恋人に弁明するも、大きさの合わない皮は皺になり上手くいかない。
・時は現代に戻り、瓜子姫はとある家の一人娘に、村娘は母親となって生まれ変わっていた。記憶を取り戻した母親は娘を殺そうとするが、父親が止めに入る。父親は村娘が殺されるのを木から見下ろしていた小鳥だった。

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こたえ

作品のタイトル:眠らない少女

作者:高橋克彦

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