中学生か高校生くらいの頃に現代文の模試で読んだ小説を探しています。
・おそらく小説
・2015年くらいに現代文の模試で一部分のみ読んだ
・鮭弁当が好きなサラリーマンの男性のお話
以下あらすじ
結婚して息子がいるサラリーマンの主人公は、妻のつくる鮭弁当が大好物で毎日同じ弁当を食べている。
蓋を開けたら白米の上に乗っかった塩鮭を蓋にどかし、白米に塩鮭の味の染みた部分を最初に食べるなどのこだわりがある。
ある日主人公は、誤って息子の弁当を持って行ってしまう。
その事に気付かず息子の弁当を食べた主人公は、鮭弁当以外もたまには良いものだと思い、結婚してから毎日同じ弁当を作ってくれた妻への感謝を改めて感じ、日々のねぎらいを込めて高級なメロンを買って帰る。
家に帰ると息子が妻に「時代遅れのじじくさい鮭弁当なんかを持っていったせいで恥を描いた」と怒鳴っており、それを陰で聞いてしまった主人公は、メロンを渡す事なくひっそりと自分の部屋に帰った。
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作品のタイトル:ショートショートの広場3『おとうさん』
作者:増野純高
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