未解決

あやふや本 No.6740

内容

90年代前半のミステリーボニータやサスペリアあたりの雑誌に載った短編でした。
主人公は怪我が原因で留年してしまった男子高校生で、彼はクラスメイトに腫れ物のような扱いを受けていて馴染めずにいました。
そんな時に父親が出張土産だと渡したのが魔法のランプでした。
たまたま擦ると中から魔神だという金髪美女が現れて(シェラザードだったと思います)三つの願いを叶えてやるというのですが彼はそれを拒みます。
シェラザードは彼の願いを叶えなくてはならないからと一緒にいて、学校で浮いている彼を心配して着いて行ったりするのですが、彼女が理科室のガイコツに乗り移って彼と話しているところをクラスメイトが見て、そのガイコツに襲われていると勘違いしたクラスメイトは彼を助けるためにガイコツを突き飛ばし窓から落としてしまいます。
その時に彼は咄嗟に「落ちるな、壊れるな、元に戻れ」と叫びそれが願いとして叶えられて彼女は晴れてランプから解放された、というような話でした。
シェラザードは日本中あちこちを彷徨ったせいで大阪弁に他の方言も混じったような喋り方をしていたと思います。
同じ作家の方で、ミステリーボニータに掲載された話で鬼に狙われた女優さんが拝み屋さんに助けてもらう話や、その拝み屋さんのお姉さんが龍神の住む島に行って色々あるとかそんな話がありました。


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