昭和終盤の学習雑誌(中○コース?とかそんな類いのもの)の付録冊子に載っていた短編小説です。
主人公は女子高生で確か「澤真紅」という名前でした。
周囲からは品行方正な優等生とされていましたが本人はそれに居心地の悪さを覚えていました。
覚えているエピソードは、
・校則で三つ編みにしている髪は実はパーマをかけているが誰も気がつかない。
ある時意図的に髪をほどいて登校するが、「通りすがりの子供にリボンをとられた(あくまでも三つ編みの跡のウェーブだ)」と言ったら普段の行いからかあっさり信用されて肩透かしを食らった。
・秘かに好きだった男の子が海外に行ってしまい、現地で刺されて死んだらしい。
悲しいのに涙がでない。そんな自分が嫌だ。
・ウェーブした髪を「そっちの方がいい」と男子に言われたシーンがあったのですがそれが上記の死んだ子と同じかどうかはわからないです。
もしかしたら上の2つは順番が逆で連続しているかもしれません。
泣けない自分に苛立ちわざと髪をほどいて登校したのかもしれません。
あるいは髪をほどいたエピソードは2回あったのかも。
この本が気になります!
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