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あやふや本 No.7059

内容

・小学生向けの児童書だと思います(絵本ではない)。1993年頃に読みました。
・北海道のきつねの物語。日本語を話しますが、服を着ている等の擬人化はない。
・主人公は雄ぎつね。パートナーの雌が急死してしまい、雄ぎつね一匹の子育てが始まる。
・途中、親を亡くした別の子ぎつねも拾う。子沢山で苦労しつつも何とか子が巣立ちの時期を迎え、子に噛み付いたりして縄張りから追い出す。
・雄ぎつねは、引き潮でできる陸地を辿れば、生まれ故郷に帰れる事に気付く。子育ても終えた今なら自分はどこへでも行けると思い、雄ぎつねは故郷に向かって歩き出す。
・その姿を、遠くから末娘とその兄が見付け「お父さん、どこへ行くんだろう?」と話す。

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こたえ

作品のタイトル:キタキツネのチロン

作者:高橋健

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その他,依頼者コメント等:
掲載頂きありがとうございました。小学生の頃に読んでから、約30年振りに再読でき、嬉しいです。
あやふや文庫さんの事を知って、まず思い浮かんだのがこちらの作品でした。探して頂けて、無事作品名も分かって、本当に感謝しています。

改めて読むと、記憶していたキツネ達のセリフや描写が、本文には無くて驚きました。
子どもの頃の自分が、読みながら想像してセリフを脳内で付け足していた様です。キツネ達の心情に、子どもなりに思いを馳せて読んでいたんでしょうね。我ながら充実した読書体験をしていたのだなと思います。
読み返せて、懐かしく楽しい時間を過ごせました。読書の楽しみを再認識できました。
本当にありがとうございました。


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