10年~15年前に市立図書館で読んだ本を探しています。
文庫本で、複数作家が寄稿するオムニバス形式の小説だったと思います(各話は独立していて、テーマがあったかは記憶がありません)。
記憶があるのはその内の1作品のみで、以下の内容です。(ネタバレがあります)
・主人公(サラリーマン男性)が退勤し、バスに乗るが、なかなか目的のバス停につかない。
途中から、女性が乗ってくる。
・女性が、恋人の話をする。恋人は、秘境の温泉地で溺死した。恋人の死体を引き上げると、足元に別の白骨死体が絡まっていたのだという。女性が主人公に向かって、あの白骨死体はお前で、お前が私の恋人を引きずり込んだんだろうと責める。
・主人公は、自分が温泉巡りが好きだったこと、あるとき秘境温泉に入浴中足を滑らせ溺死したことを思い出す。
この本が気になります!
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