平成5~10年くらいの間に読んだ作品になります。
ただその時点で、年季の入った本だったように思うので、出版自体はさらに古いかも知れません。
日本の昔話を集めた作品集の一編だったと記憶しています。
目が点で描かれているような、素朴なマンガ風の挿絵があったのを覚えています。
本はハードカバーではなく、また普通の本より大きい雑誌サイズくらい(A4版?)で、背幅は厚め、紙質はそこまで良くなかった気がします。
カバーのある本だったように思いますが、未確定です。
主人公は男で、着物を着ていた時代が舞台でした。
男はなんらかの理由で不思議な力を持ったアイテムを三つ手に入れます。
挿絵だと細長い何かで、今思うと鉤のようにも思えます。
・動物(あるいは物)の声が聞こえる
・空が飛べる
・ものすごく早く走れる
・遠くの声が聞こえる正確には覚えていないのですが、上記のような力が、それぞれ一つずつアイテムにありました。
挿絵だと、効果によってアイテムにワンポイントが付いていて、一つは羽が付いていました。(これが空を飛ぶか早く走れるかのアイテムだったと思います。)
何かしらの問題や事件を、このアイテムを一つずつ活用していくことで解決する、ハッピーエンドの物語でした。
聞き耳頭巾とは異なる昔話です。
この本が気になります!
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