
・読んだ時期:2017年~2019年の間
・小説、たしかハードカバー
・高校の図書室から各教室に貸し出している本だった
・大まかにとある家族の物語
・はじめにその家族の母が1番大事にしていた長男が亡くなり、その後の家族の様子などが娘視点、親違いの次男視点、娘の彼氏視点と章ごとに1人称の人物が変わる構成だった。
・娘は母がおかしくなった、と長男が亡くなったことを恨んでいて、次男はどれだけ役に立とうと動いても長男にはかなわなくて(その時の例が、母が焼いていたシュークリームの生地の入ったオーブンの扉を、次男がお手伝いのつもりで開け、そのせいでシュー生地がしぼんでしまい母に叱られたこと。
長男はどちらの味方もすることで場をおさめ、その後次男が失敗したシュー生地を口に詰め込んで吐いていた気がする)各章で家族(主に長男)に対してそれぞれの思惑がギスギスしていた。
・ラストが結婚式かなにかパーティ一の場面で「母にケーキを切らせるな!」というような印象に残る書き方だった。
・タイトルに「明日」というワードが入っていたような気がする。
この本が気になります!


作品のタイトル:明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち
作者:山田詠美
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