
●依頼内容:少女漫画のコミックス単行本に収録されていた短編漫画のタイトルと作者名、単行本の名称
●カテゴリー:少女漫画
●いつ頃読んだか単行本発行は1980年代、親が買って読んでいたコミックス
●内容:単行本の読み切りのひとつ?一人暮らしのお爺さんが街を散歩中に母親の女性と乳母車の赤ちゃんを見かける。
可愛いと思っていると母親がバスに乗り込もうとした?とかで(うろ覚え)赤ちゃんから目を離した隙にお爺さんは赤ちゃんを抱き上げ思わず自宅へ連れ帰り握ってしまう。
動揺するも誘拐がバレないように女の子の赤ちゃんを育てようと決意し、家の塀を高くして他人に見つからず女の子が逃げないようにした。
女の子には「壁の向こうには怖い生き物?がいて危険だから絶対に外へ出てはいけない」と強く言い躾ける。
お爺さんは女の子をとても大切に育てた。
女の子が5歳になる頃、お爺さんはTVで昔行方不明になった赤ちゃんの両親が今も娘を探しているという番組を見る。
罪の意識に苛まれ、お爺さんはとうとう電話で警察に自首。
女の子は無事保護され両親の元へ帰ったことがニュースになる。
女の子は泣いている両親の顔も知らず彼らが誰かも知らない。
会見中の報道陣の前で「お爺さんは?どこ?」とお爺さんを求めていた。
刑務所に収容されたお爺さんは看守2人に両脇を支えられて歩く。
「女の子はどうなりましたか」と尋ねると「無事に両親の元へ帰った」と看守が答える。
お爺さんは安堵し「そうですか」と言うと看守に抱えられながらそのまま安らかな表情で逝ってしまった。

作品のタイトル:幸のゆりかご
作者:波間信子
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)
その他,依頼者コメント等:
リプライの後すぐにフリマで単行本を見つけ購入して確認しました。
記憶とちょっと違いましたが、お爺さんと女の子がお別れをするシーンがちゃんとあったので安堵しました・・・。
1桁年齢の時に読んだ漫画が、ずっと心に引っかかって探しておりました。
リプライをくださった方にお礼を言える垢が無いため、無言で恐縮ですが、あやふや文庫さまのご活動と共に感謝いたします。
ありがとうございます。
古い書籍でAmazonなどでの販売や画像が見つからなかった為、手元に届いた単行本をスキャンして画像にしました。
必要かどうかわからないのですが、添付させていただきます。
まだ古い漫画で探したいものがありますので、いつか再び依頼募集に参加できれば幸いですm(__)m
提供いただいた画像:
