1980年代前半~中盤くらいの少女漫画。
全1巻か短編集の中の1話かも。
表紙デザインから、多分りぼんと白泉社ではない(絵が枠で囲まれていなかった)。
舞台は戦前から戦争中だったような?
・高校生位の姉妹の話。主人公である姉の名前は「ひなこ」(陽菜子?)。
・姉妹はこれまで離れて暮らしていて(異母姉妹?)、姉が裕福な妹の家に同居することになるところから話が始まる。
・姉は妹と仲良くしたいが、妹はよそよそしい態度。
・幼い頃、元は一緒に暮らしていた母親と姉で家を出てしまったたことで(離婚?)、妹は自分だけが置いて行かれたと思い、姉に対して素直になれない?
・最終的に姉は、結局元の家に戻ることになるが、それまでずっと頑なだった妹が、姉の乗った電車を追いかけて初めて「お姉ちゃん」と呼ぶ。
でも実は姉は乗り遅れてその次の電車を待っており、駅で泣き崩れた妹に、初めてお姉ちゃんと呼んでくれたね、とハンカチを手渡す。
・姉は黒髪セミロングで1つに縛っていることが多い。
・妹は長め白色(黒ベタではない)の2本おさげ。妹は内向的で、明るい姉にコンプレックスがある。
・姉は少しおっちょこちょいで失敗してもそれを楽しんで笑っちゃうようなタイプ。
・姉が警察にスパイ疑惑?をかけられていて、妹がそのことで警察に取り調べを受けて手の甲にタバコを押し付けられるシーンがあった。
・姉が入浴のために脱衣所にいたところ、近所の幼なじみの男性がバスタオルを渡そうと入って来てしまい、姉は裸だったので二人で焦る。その時、男性が姉にずっと好きだったと告白するが、姉は拒否する。
・子供時代の回想で、家を去る母親が、姉に「お母さんと一緒に来る?」と言う。それを目撃した幼なじみが「僕、誰か大人を呼んでくる」と言って大人を連れてくるが、その時には既に母と姉はいなくなっていた。
・妹がセーラー服でラララ……ってと歌いながらポンポンを持って踊るシーンがある。
作品のタイトル:腕の中のララバイ
作者:ありさか邦
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その他,依頼者コメント等:
早速読みまして、多少他の作品と記憶がごちゃまぜになっていましたが、記憶の中のままでした。本当に見つかるなんて…!長年のつかえが取れました。本当にありがとうございました!
これからも一人でも多くの方の「あやふや」がすっきり出来ますよう、情報拡散など協力させていただきたいと思います。この度は本当にありがとうございました!!