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あやふや本 No.9078

内容

・ジャンルは小説です。
・7~5年前に学校で読みました
・猫がテーマのお話でした
・主人公は女性。カフェを営んでいる。常連客(小太りで髭を生やしてる。紳士的なおじさん)が来店して飲み物を頼む。毎回「猫舌仕様で」と言う。
・飲み物を飲みながら、常連客が猫に関するお話を聞かせてくれる、というのが物語の大筋でした。
・最初にその日の天気や、カフェで流れる音楽洋楽だったと思う)の説明があり、常連客が来店、飲み物を注文、猫のお話をする。という流れが何章かありました。
・常連客の正体は、昔女性と仲が良かった野良猫で、猫の国に行き人間の姿になって女性の元に戻ってきた。(猫の国に行っていた理由は忘れました。)猫の姿に戻るには、女性に猫の国の存在を信じてもらわないといけない。信じてくれないとその場で消えてしまう。だから常連客は猫の国で聞いた猫の話を女性に聞かせて、猫の国の存在を信じてもらおうとした。
・最終章で常連客はいつもの通り飲み物を飲みながら、猫の国の話と、人間になった猫の話をする。猫の国を信じて貰えなかったらその猫は消えてしまうと話し、「○○ちゃん(女性の本名)君は猫の国を信じるかい?」的なセリフを言っていた。
・その後どうなったのか明確には書かれていませんでした。
・でも、カフェの開店準備をする女性のそばに、茶トラの猫が…みたいな締め方だったので、ハッピーエンドだと思います。

常連客が聞かせる話は全て猫が主軸で、ジャンルはバラバラでした。
その中で記憶に残ってるのは、ツキノワという黒猫の話です。
少しホラーでした。
以下、ツキノワの話。
・苦学生の男性が住むボロアパートに黒猫が住み着く。(ツキノワグマみたいな模様だったのでツキノワと名付ける。)
・ある日ツキノワが子猫を連れてくる。
・近所に住むおばさんが子猫に人間用の風邪薬を与え、子猫を弱らせる。(おばさんは猫が大嫌い。)
・男性は子猫を病院へ連れていこうとするが、階段で足を滑らせ頭を怪我する。(ツキノワもそれに巻き込まれ、前足を負傷。)
・病院へ連れていったが、結局子猫は亡くなる。
・獣医でお金をほとんど使ったため、男性は病院へいけずそのまま死亡。
・男性と子猫を失ったツキノワは満月の夜に空き地に、負傷した前足の血で魔法陣を描く。
・後日おばさんの家が火事になり、家族全員死亡する
・ツキノワ視点ではなく男性の後輩視点で書かれてました。

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こたえ

作品のタイトル:カフェかもめ亭 猫たちのいる時間

作者:村山早紀

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