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未解決

あやふや本 No.9139

内容

・15年前ほどに読んだ小説です。
小説集か雑誌に載っていた系で、そこまで長くはありませんでした。
・主人公(多分女性)が全盲の友人(男性)について書いた話でした。
もともと白杖を使って何の不自由もなく歩いていた全盲の友人が、目が見えるようになる手術を受けたところ、手術は成功したものの見えることに慣れておらずかえって不自由になってしまったという内容です。
手術前、主人公が自分で歩くのですら不安になるような細い桟橋で、むしろ友人のほうが主人公の手を引いて歩いてくれたりするほどスタスタ歩くシーンがあったように思います。
手術を受けた友人は、人間を生まれて初めて見て、得体の知れない肌色のものがぐにゃぐにゃと動いていて気持ち悪いと言っていました。
視界の全てに色が敷き詰められていて耐えられないとういうようなことも言っていた気がします。

この本が気になります!


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