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未解決

あやふや本 No.A9294

内容

探してるのは短編集のような文庫小説です。
ジャンルは歴史パロディになると思います。
約15年前に当時の友人から借りて読んだ本なのですがタイトルも表紙も覚えておりません。
しかし内容は断片的に覚えておりますおそらく5~6話ほど入っており、各話に繋がりはありませんが、短編ごとに時代が違い、話数が進むごとに近代に進みました。
最初の話は「もし飛鳥時代にワイドショーがあったら」というようなタイトルで蘇我入鹿が殺されたというワイドショーを観ながら当時は珍しい一夫一妻の一般夫婦が感想を言い合うような内容でした。
中盤は戦国時代?で火縄銃の作成を命じられた職人が輸入品をもとに作成しようとしますが途中、海外からきた娼婦?に入れ上げ始め、梅毒のような病気に感染しながらも火縄銃を作成し続ける職人の製作記録?日記?のようで、病気の症状がでて痛いなぁ痒いなぁと言いながら銃を制作する過程が一人称で書いてあった気がします。
特に覚えてるのが最後の話です。
最後は未来の時代でした。令和よりももっと先でしょう。
タイムトラベルを完成させた研究チームが過去の何かの出来事を変えました。
その結果、第二次世界大戦で日本に原爆が落とされてしまったという話です。
この最後の話の終盤で「目の前で一人の研究員が消えた。
彼の一族は曽祖父の代から広島で暮らして「いた」のような文章があり、過去
を変え原爆が落ちたことで目の前の人物の先祖か死んでしまったというラストでした。
15年前の時点で新刊だったわけではなかったと思います。
文庫サイズでそこまで厚くなかったので200~300未満くらいではないかと思ってます。

この本が気になります!


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