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あやふや本 No.A9311

内容

1983年前後、自分が小学4年~6年の時期に、市の図書館で借りた本です。
当時の児童向けの、ハードカバー本でした。
新しい本ではなかったと思うので、もっと古い年代に出版されたものかもしれません。
・主人公は現代日本の小学生か中学生の女の子です。
弟か妹がいたと思います。
友人の女の子が1人か2人、主要人物として登場したと思います。
・覚えているのは、NHKと言うのは日本放送協会の略であると知った主人公たちが、周りの人達に会話の内容を悟られないように、何でもNHKと略して話すところです。
・NHKと略せるセリフをたくさん書き出して番号を付け、例えば「何度も/はっきり/断ったじゃない」みたいなセリフを略して「NHK」と言い、「今のはNHKの3番」とか言うシーンがありました。
・そしてラストの場面で、学校の校門前にいる主人公が、「目の前の景色が、滲んで揺らめき、落ちた」と思うシーンです。
涙のこぼれた比喩だったと思います。
・作文には、買い物のお釣りを多くもらった?または友達の物を壊した?(うろ覚え)主人公が、それをちゃんと打ち明けようかどうか悩む描写がある
・その葛藤を、先生は褒めるし、クラスメイトも感心するけれど、主人公はそういう風なのがウケるとわかっていて、創作して?書いてる
・そのことを、転入生だけはわかっている、と主人公には思える

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こたえ

作品のタイトル:海と毒薬

作者:遠藤周作

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