
20年程前、 小学生のときに読んだ児童書です。
ある家族の日常を主軸にしたサザエさん的な短編集で、シリーズ化などはされていませんが、 色々なエピソードが収録されていました。
主人公の女の子が、 学校の成績が悪化し親にマンガを捨てられた友達から、マンガを預かってほしいと頼まれ、自分の母親に見つかり誰から預かったのか問いつめられるも反発して押しきろうとする話、いつもカレンダーに予定を書いている母親が、 自分の書いた文字を見ても何の予定か思い出せず、後になって「ボールペンの調子が悪くなり、 何とかインクを出そうとして適当に書いた文字だったことが分かった話、 などがありました。
最後の話は、主人公と母親で焼きリンゴ的なお菓子を作る話だったように思います。
なお、主人公の母親は、主人公の習い事であるピアノの月謝支払いを「ゲッ」とカレンダーに書いていたようです。
この本が気になります!


作品のタイトル:きょうは母子ゲンカの日
作者:高山栄子
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