
小説。
海外の翻訳小説だったと思うが、国内の作品かもしれない。
読んだのは2000年代後半から2010年代前半、図書館で読んだと記憶しているので出版時期は不明。
ノベルスの棚に並んでいた。
本のサイズは親書サイズか、一回り大きい。
ソフトカバーだった。
直接ではないが性的描写を含む内容だったので、児童書ではない。(行為があった事が示される程度の表現)
ヤングアダルト小説?シリーズものの中の一冊だったかもしれない。
自分はこれ一冊しか読んでいない。
表紙や挿絵は漫画風イラストで、女性向けだが目鼻がはっきりした絵柄だった。
目次の次に集合イラストに名前が載るタイプの人物紹介ページがあった。
海外風のファンタジー小説で、作中の名前などはカタカナ表記だった。
ヨーロッパ風?時代は現代ではない。
・ストーリーや設定主人公がヒロインを護衛し、敵対者から守りながら目的地まで送り届けるのが主なあらすじ。
主人公(視点人物)は男性で、そこそこ良い家柄の出身。
元は騎士階級?実家を出奔したのちに捕まって、奴隷または準ずる身分として扱われていた。
男性にしては魔力が強く、赤い宝石(ルビー?)の指輪をはめている。
ヒロインは貴族階級で女王(か準ずる立場の)候補。
ヒロインの護衛として集められた中に主人公がいた。
ヒロインは自身の宝石の色を偽装し、実際より階級を低く見せている。
作中では魔力の量や質がそのまま階級や身分の差になっている。
女性の方が魔力が強く、よって女性優位の社会になっている。
作中人物は魔力に応じた宝石を身に着けている。
色や濃淡で階級が確認できる。
最上位は灰色?魔力は成人の儀式(性交渉?)を行うと上昇する。
(女性のみかも?)その時心身に強いショックを受けると逆に魔力が下がる。
未婚女性は特に危険なので、複数の護衛をつける。
・印象に残っている場面主人公が取り戻した自分の指輪を指にはめ直し、伴って主人公の魔力が上昇。
それを感じとったヒロインと側近の女性が馬車の中で息をひそめているシーン。
主人公はヒロインと結ばれるが、主人公は奴隷だった過去と実家との決別の為に、一時ヒロインのもとを去る。
主人公が戻ってきて、ヒロインに改めて求婚するシーンでエンディング。
主人公とヒロインの初対面。
拘束され全裸か布一枚の姿でヒロインの前に引き出された主人公に、ヒロインが拘束を外し主人公の下腹部に向けて魔術をかけて、周囲に向けて「拘束は不要、これで彼(主人公)は私に逆らえない」などと宣言するシーン。
敵対する組織の中間管理職的立場の人物が上司に命じられて、魔力を劣化させるために女性に乱暴するシーン。


作品のタイトル:インヴィジブル・リング
作者:アン・ビショップ
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)
その他,依頼者コメント等:
何年もモヤモヤしていたので、感激しています。
心より感謝いたします。
ありがとうございました。