
読んだのは20-23年(広くても17-25年)ほど前。
恐らく当時の新刊。
図書館の新刊・特集コーナーにあった。
ハードカバーの一般小説。
舞台は変な人達ばかりがいる一棟のアパート。
そこで起こる出来事のオムニバスのような一冊。
おそらく最終話あたりで大家or管理人の男性が、女性の住人or主人公から、叱責or問い詰められるシーンがある。
男性は潔癖症で白い絹or木綿の手袋がないと何にも触れられない。
生地や形にもこだわりがあり、詳細の描写もされていた。
女性はそれを逆手に取り、男性が持つ予備の手袋を全てぶちまけ、男性が反撃や逃亡できないようにする。
女性の言葉での詰め方描写が長く苛烈で印象強い。
(以下はかなりあやふやで、間違いの可能性が高い)男性は見目が悪い。
ちょっと偏執的。
女性はその被害者?されたことに怒っていた。
詰められるシーンは(半)地下?の男性のいる部屋。
手袋は小間物箪笥か小さな棚のようなところに仕舞われていた。
女性はその入れ物ごとひっくり返した。
他の話に出てくる住人達も変な人ばかり。
表紙はアパートを正面から書いた絵だった気がする。
この本が気になります!

作品のタイトル:望楼館追想
作者:エドワード・ケアリー
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)