・カテゴリー:小説
・いつ頃の作品か:1980年代に読んだと思われるが作品自体は70年代の可能性も。
・覚えている事:小松左京の短編だと思うが、筒井康隆か他の人の可能性もあり。
角川文庫だった可能性が高い。
・あらすじ等:(何十年も前に読んだ記憶なので覚え違いの可能性も高いです。)
未来が舞台。
連続傷害(?)事件が起きており、その対策部署の担当者などの会話を元にミステリー的な進行。
人類は○型×型という風に型で分類がされている社会。
事件の被害者がある型に偏っている点に注視される。(人種差別だろうかとも読める風)
そんな時にコールドスリープ?から、ある昔の男が目覚める(理由があって目覚めさせた?)その男がその時代の男女を見て驚き嘆く。
性差がほとんど無くなっていて、子どもも男女の営みではなく人口子宮か何かで生まれるようになっている。
それにより男女の営みも行われなくなり、「男らしさ女らしさ」まで失われた世界。
性差は単に「型」の差異としか認識されていない。
過去の男が事件の話を聞き、被害者の型が女性型だった事から、抑圧された性衝動が原因だろう推察。
(「柔らかく変形し、握ったり離したりを繰り返すと気持ちが落ち着くおもちゃ」が流行っていて、それが少し性衝動の解消に役立つ的な要素があった気がするが、他の作品と混同の可能性あり)過去の男が、男らしさ女らしさを取り戻せばこんな事件も減るはずだ。
と、今後にうっすら希望を持ったところで終わったかと。
作中では○型×型は「F型M型」とされていた気がするが、記憶違いの可能性も。

X掲載:2025年7月

作品のタイトル:時の顔『自然の呼ぶ声』
作者:小松左京
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