自伝かエッセイです。
30年くらい前に問題文で読んだものです。
内容で覚えていること↓
・子供の頃に全然喋らない事を心配した親がカウンセラーの所へ通わせる。
・常にドーナツとジュースが出されるので、虫歯になり歯医者にも通う羽目になった。
・カウンセラーが聞かせた話の1つに「壊れている重たい時計を、首から鎖で提げてつらそうにしているヤギがいる。
森の仲間たちがヤギに『そんな重たい時計をなんで持ってるの』と聞くが『大切なもの』と言って手放さない。
ある日、みんながヤギに小さくて軽くて正確に動く時計を贈った。
ヤギはどうしたと思う?古い時計をあっさり捨てて「どうして今まであんな重たい邪魔なものを持ち続けてたんだろう』って言ったのさ。
さ、今日はここまで」というような内容があった。
・カウンセラーのやり方は、一方的に色々話を聞かせてくれる。
ただそれだけで、筆者に積極的に話させようとはしない。
筆者はそこに通ううち、ある日突然、ものすごく喋りまくり、最終的に寡黙でもお喋りでもない普通の子供になった。
この本が気になります!

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X掲載:2025年7月
X掲載:2025年7月

作品のタイトル:風の歌を聴け
作者:村上春樹
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その他,依頼者コメント等:
図書館で現物確認してから回答返信を、と思っていたのですが、なかなか足を運べず。
皆様の回答の確信を持った印象から頂いた内容で間違いないと判断しましたので、リプを正答としてください。
まさか、エッセイだと思っていた文章が創作だったとは。



