文庫形式だったと思います。
いわゆる少女小説で(コバルト文庫やX文庫?)、表紙はイラスト、本文にも数枚、挿絵のページがありました。
主人公は自他共に認める美少女で、ちょっと気が強い設定です。
実の兄がおります。
主人公は実の兄に恋愛感情を持っており、久しぶりに会う従姉妹(彼女の母親は有名女優)が綺麗に成長していたらどうしよう、そして兄が彼女に惹かれたらどうしようと心配する描写があります。
(結果的に従姉妹は幼い頃の印象のまま、地味な少女として登場します)シリーズもので数巻出ており、ストーリーが進むと、兄が何かのきっかけで記憶喪失になり、その機を利用して、主人公は兄妹であることを隠し、兄と一線を越えてしまう場面もありました。
全体的にはライトめな作風なのですが、主人公の実の兄に対する恋情だけが異質で印象的でした。
この本が気になります!

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X掲載:2025年10月
X掲載:2025年10月

作品のタイトル:鏡の中のれもん
作者:久美沙織
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