主人公は少年(学生)作中の国では知能アップのガスが出回っており、凡才の主人公もガスを投与されて天才になる。
ガスを投与された人間は浮力により浮いてしまうので腰におもりをつけている。
主人公の他にクラスメイトの眼鏡の少女もガスの投与で天才になっている。
物語の終盤、ガスを投与された天才派の大人たちが地球を離れて別の星(もしくは月)に移住しようという話になり、主人公を含めた天才の子供たちも移住することに。
宇宙船で飛び立つも見送る親の悲しい表情に主人公と子供たち(先に上げた眼鏡の少女含む)は帰還を決意し、小型の宇宙船で地球に戻る。
地球に戻った子供たちに親が駆け寄り、おもりをつける描写がある。
最後、投与されたガスの効力が薄れた主人公は凡才に戻り、移住した天才派の人々が遠い星で新たな国を建国したのかと思いを馳せる。
読んだのは約20年前学生向けの小説だったと思います。
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作品のタイトル:泣くな あほマーク
作者:木村桂子
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