中学生か高校生の男の子が母親の再婚相手の歯医者さんの男からDVを受けている話です。
普段は優しくて、暴力を振るった後は何一度も謝って来る男を見て男の子は母の幸せのためにと二人でDVをやめられるようにと対策ノートを作っていました。
その後なんとかやめられたかなんかでそのノートが必要なくなり、読まれまたくないからとテープでぐるぐる巻きにして捨てたら母に読まれ、「今までごめんね、離婚(結婚するのをやめる、だったかも)もするからもう大丈夫」の様な旨を言われ今までの努力と我慢はなんだったんだと呆然として「今まで気づきもしてなかったくせに」と母に向かって言ってしまうシーンを覚えています。
離婚が決まった後の父はとても穏やかだったのも印象的です。
また作中で男の子が「Itと呼ばれた子」を読んでいるのを父にばれて当てつけか?とスイッチが入って今までは見えないところを殴っていたのに顔を殴られて落ち着いた父に母になんて説明するんだよと怒るシーンがあったのも覚えています、母には不良に絡まれたと嘘をついていました
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作品のタイトル:僕の明日を照らして
作者:瀬尾まいこ
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