loader image
解決済

あやふや本 No.4784

内容

主人公は先生(男性)の家で家政婦として働く女性。
彼女は、先生とその妻の2人分の食事を毎食、先生の書斎の前に持っていく。
食事が終わると部屋の前に食器やら一式が出してあるが、いつも先生と妻それぞれ半分しか減っていない。
病気がちの妻がいることは聞いているが、その当人に会ったことがないこと、いつも食事は合わせて1人分しか減っていないことから、妻の存在を疑う主人公。
ある日、先生が外出しているときに主人公は書斎に入ってしまう。
そこに横たわっていたのは人間ではなく、人形(?)。
さらに主人公は書斎の閉じてあった三面鏡を無断で開く。
鏡越しにその妻(人形?)と目が合う。
….というお話です。
文庫本で、いつくかお話が入っているうちの1つで、とても短いお話でした。

この本が気になります!


Tweetこの本のツイートへ



こたえ

作品のタイトル:夏と花火と私の死体『優子』

作者:乙一

本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)

その他,依頼者コメント等:
・乙一「夏と花火と私の死体」を読んだのは大阪での中学生時代
・今回タイトルが分からなかった作品を読んだのは、大阪から転校した後の山口県での高校時代。なので、乙一の上記作品とは別物。
…という記憶だったのですが、結果は乙一の「夏と花火と私の死体」の短編でした。記憶が混同していたようです。(DMには書きませんでしたが、今回依頼した作品タイトルには「雛」という文字が入っていたという記憶があった。ですが、それすら間違っていた。検索でヒットしないわけです。)自分の記憶が如何に当てにならないかという驚きと、長年のモヤモヤを晴らして下さった、あやふや文庫さんとリプライを下さったお2人への感謝の気持ちでいっぱいです。この度は本当にお忙しい中ありがとうございました。


前後の「解決本」へ

menu