『短編集マンガ』(*仮タイトルすら覚えていない)
●30年程前、母が持っていた少女向け短編集マンガ。
●イラストの画風からして『ベルサイユのばら』時代の作品かと思われる。
(覚えている話1)
●昔、あるダムの底にはかつて村があった。
●その村に住んでいた女の子は、ダムが完成する前に病気で亡くなったが、村がダムに沈んでいる事を知らず、今もその村で暮らしている。
●その女の子の親戚のおばさんが、今もその女の子はダムの底の村で暮らしていると、親戚の子供達に語る。
(覚えている話2)
●山に住む木こりの男の元にある夜、道に迷った美しい女が、一晩泊めてくれとやって来る。
●男は快く承諾するが、女の正体は、泊まった家の主人を殺し、金品を強奪する殺人鬼だった。
●女の生まれた村は貧しく、女自身もかつては口減しの為に間引きされそうになった。
●女をまるで菩薩のように美しいと褒め称える男に情が湧き、殺さずに見逃す。
(覚えている話3)
●ある村の畑のカカシは大変強く、スズメに米一粒盗ませないと有名。
●ある村の畑のカカシは恋強く、スズメ2月7日(土)に米一粒盗ませないこH.ある日、我が子の為に米を盗みに来たスズメの母親を捕まえたが、その時は度胸に免じて許してやった。
しかし、お腹が空いたと泣くスズメの子供を哀れに思い、米の1束を与えた。
●その事で畑の主人の怒りを買い、カカシは畑から追い出されるが、スズメの母親から事情を聞いた主人は、カカシの優しさを知り、畑に呼び戻す。
●その後、カカシの元には沢山のスズメが遊びに来るようになったが、一向に畑を荒されなかったので、村人達はいつも不思議がっていた。
●現在、37歳です。
(覚えている話4)
●ある山奥の茶屋の娘が、街の着物屋の男と恋仲になる。
●男はいつか娘を迎えに来ると約束したが、一向に現れないので、ある日茶屋の客に男の事を尋ねると、男は既に嫁を取り、店は大繁盛していると聞く。
●それを聞いた娘は絶望し、かつて男が自自分の髪に落ちた紅葉が、まるで髪飾りの様に綺麗だと褒めてくれた事を思い出す。
●その後、娘は行方知れずになるが、男の自宅では毎年秋になると、見事な紅葉が咲くようになり、それを見る度に、男はかつて娘を裏切った後悔に苛まれながら過ごす事となる。

X掲載:2026年2月

作品のタイトル:アボさんのふるさとメルヘン2
作者:阿保美代



