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あやふや本 No.5037

内容

・短編集。全体的に暗めの雰囲気。
・小さな町に何故かあるウサギ小屋の話。話の終盤で老人がこのウサギ小屋に放火するのだが、焼け跡からウサギの死骸は見つからない。主人公がウサギはこの町のどこかに逃げて繁殖し、増えていくのだろうという想像をして終わる。(この時逃げたウサギについて「この町のアダムとイブになる」と表現していた)
・別の短編。
「マハラジャ・パレス」という題名。
内容は思い出せないが「マハラジヤの瞳が私を焼き殺そうとする」という一文があったことだけ覚えている。
・また別の短編。
マンションで猫と一緒に暮らす女性の話。
猫がベランダで鳩を仕留める。
女性は動揺するがその鳩でスープを作り、猫に食べさせるという場面があった。
・10年ほど前に読んだ本だがその時点で大分劣化が進んでいた。

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こたえ

作品のタイトル:夢の子供たち

作者:加藤幸子

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