戦前生まれの親が若い頃読んでいた本なので1960年以前の出版です。
短編を集めた文庫本でフランスかイギリスの翻訳もののようでした。
「月が私に言いました」から始まる段落がいくつも繰り返し出てきます。
窓から見える月が毎晩、話しかけてくるのですが、月に雲がかかってしまうと途中で声が聞こえなくなってしまいます。
話しかけられる方は人ではなく、窓に面したデスクに置かれた何か(硬貨、本など?)だったと思います。
この本が気になります!
この本のツイートへ
作品のタイトル:絵のない絵本
作者:アンデルセン,山室静(訳)
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)